Fit速算塾が取り組んでおります『いしど式』そろばんには7つのルールがあります。
その1つ
『忘れ物をしないこと』
自分の持ち物は自分で準備することは、自立への一歩です。
「お母さんが用意してくれなかった。」「準備の時間がなかった。」ではなく、
あくまでも自分のことは、自分で準備をすることが自己責任です。
だからこそ、忘れ物をしたときに安易に貸してあげることはしません。
「家に取りに帰りなさい」というくらいの厳しさを持って指導をしています。
~いしど式ブランドブックより~
Fit速算塾では、取りに帰らせはしませんが、そろばんを忘れてしまったときは1日 暗算練習しかさせません。
いしど式の教育理念は「夢を育てる」です。
世界に羽ばたく人財と夢を育てるためには私たち大人(先生)の在り方・関わり方が大切になります。
社会に出たときに「大事な書類を忘れてしまった・・!」
ビジネスチャンスを逃してしまう可能性が大きくなるだけではなく、社会において大事な<信用>を失いかねません。
生徒さんの将来を考え私たちは
「先生は貸してあげない。 自分でどうすればいいか考えなさい。」と伝えます。
そこには断固たる意志と理由を持っています。
(おかげで、先生は怖いと思われたりもしていますが^^;)
よく忘れ物を注意すると生徒からは
「お母さんが用意してくれなかった」という声が聞こえてきます。
また、忘れ物をする原因の代表格は「整理整頓ができていないこと」 と言われています。
子どもの自立を妨げる代表的な大人(親や先生)の行動に以下があげられます。
・忘れ物を急いで届ける(貸してあげる)
・子どもを叱りながら片付ける
・何でも先回りしてやってあげる
例えば、えんぴつを忘れたときに、先回りして貸してあげるのではなく
「忘れてしまったので貸してください」ときちんと言わせたり
お友達に「貸してもらえる?」 と自ら発することができるようになることも大きな成長への一歩です。
忘れ物にせよ、整理整頓にせよ
「自分でやらなければ、手を貸してくれる」と 学習してしまいやらなくなってしまいます。
困らないようにと何でも先生や親が先回りしてやってしまうと、
子どもは自分で考えない指示待ち人間になってしまいます。
それでは、生徒さんの自立や自律にはつながりません。
「かわいい子には旅させよ」といったことわざがあります。
生徒の表情や様子を把握することは非常に大切なことです。
ただし、大人が先回りしすぎないことが、子どもにとって自立(自律)への旅となります。
当たり前の事が、当たり前にできるというのが何よりも大事なこと。
ときには心を鬼にして伝えなければならないこともありますが、
いつか社会の中で生きていく力になると信じて日々生徒さんに接しております。
この思い、姿勢は生徒さんの年齢にかかわらず同じように向き合っております。
そんな中、しっかりとその意を汲み取って
協力してくださる保護者の方も増えてきてくださっています。
小学校1年生のかばんの中には、
お母さんの手作りのチェック表がありました!
写真付でわかり易いです!
以前、九九表忘れて、泣いちゃったこともありましたが
今は、しっかり自分で確認してから教室に通ってくれています^^
甘やかすだけでなく、厳しくするだけでなく こういった寄り添い型の
見守りが、成長を何よりも後押ししてくれますね。
ありがとうございます!!