先日から、SKPの体験学習に
参加している小学2年生のしょう君。
まだまだ、学習体質ができていないので
そわそわしたり、落書きしたり。
そんな落書きの跡を見て
どうしても怒りたくなってしまうのが
お母さん。
もちろん、気持ちはわかる。
それでも、怒るのではなく
何をどういうつもりで描いたのか
描かれた絵を見ながらじっくり聞く。
そして、しょう君の
考えや思いを聞く。
自分の気持ちを言葉にして話させる。
どんどん、どんどん。
そして話を膨らませながら提案する。
これ、最近よく誰かにされてるような…
そんなやり取りを
お母様にも見ていただいて。
そして国語の授業。
「オオバコ」についての
説明文だった。
本人はオオバコという植物を
「知らない。見たこともない。」と
本当は見たことはあるのかもしれないが
注意を払わない、興味を持たない植物は
みな雑草にされる・・・
大切なのは
以下に身の回りのものに関心を持つか。
心を配るか。
勉強でも一緒。
1つ1つの言葉に関心を持ち
心を配らなければ
それは『読む』ではなく
文字を『言っている』だけに終わる。
たくさんある文字や言葉の集合体。
つまり「雑草」と同じになってしまう。
「何かを探そう・見つけよう」と
いう気持ちで物事を見れば
必ず発見があり、驚きがあり、
喜びがある。
国語の勉強も同じだよ。
そんなことも話しながら
オオバコの説明文
学習後、落書き好きのしょう君に
読んでわかったことイメージできたこと
そしてその絵を見て
話が弾む。
しょう君、お母さんとも
何を勉強したのか
どんな発見があったのか
たくさん話せた。
見たことがないというものを
文字から文章から読み取って
絵にできたことはすごい!!
おかしな部分もあるが・・・
葉が地面に沿って横這いに
なっている特徴などは
よく描けていた。
1つの題材に時間はかかったが
深く学ぶ喜び感じてくれたことが
次への大きなステップになる。
今日はもう暗かったが
今度、来たときには
一緒に近くの公園でも
探しに行こうかな^^