冬休みも終盤、1/5~1/6

英単語暗記特訓を開催いたしました。

基本、中高生向けに準備していたものですが、、、

小学6年生、4年生も挑戦! 

そして

普段、英語を選択していない 小学3年生のさくちゃんも

「やってみたい!」と。

 

FITでの暗記練習は、大脳生理学に基づいた

TLT ソフトによるICT 習熟トレーニングで行います。

とにかく くどいくらいに反復演習をする

暗記に特化したシステムです。

小学3年生の、普段キーボードをほとんど使ったこともない子が

トレーニングに挑むのは無理だと思ってはいたのですが

本人と親御さんの希望で今回は頑張ってもらいました。

 

ある程度 語彙力のベースがある中学生ではなく

何も無い小学生が挑むのです・・・

しかも 挑むのは高校受験に向けた英単語。

 

昨年5年生の生徒さんが挑戦した時は

一日かかってもほとんど進まず、、、

マスターできた単語数は極わずか。

そのときは 「英語嫌~~~><;」 ってなりましたが(笑)

(今でも 笑顔で通塾して、今回の合宿にも参加してくれています^^)

 

このシステム、暗記に関しては絶大な成果をもたらすのですが

覚悟を決めて 挑まなければ、

タフな学習姿勢が無ければ、気持ちが負けてしまいます。

学習するって想像以上に疲れますからね。

 

英語の暗記に関しては

キーボードを打ちながらも ネイティブ音声を聞きつつ

単語、例文と必ず発声しながら進めてもらいます。

小学生高学年はもちろん、中学生でも

気持ちが折れないように、 そばで寄り添いながら

いっしょに読んでみたり、ガッツポーズをしてみたり。

一人ではないことをそれとなく伝えて支えます。

 

そんな中、小学3年生のさくちゃんには

あえて距離をおき、一人でできるだけトライさせていました。

教室の一番前の席に座ってもらい、常に後ろから見える状態にはしていましたが^^

 

周りは大きな中学生いる中で、

身体の小さいさくちゃんは、実に堂々とそして熱心に取り組んでくれていました。

姿勢を崩すことなく、投げ出すことすもなく。

初日、約10時間。

コンピューターがマスター出来たと判断した単語数は、21。

その間、何度となく苦手とした(=覚えきれてないと判断された単語)を

繰り返し、繰り返し練習していました。

よく心折れないな・・・

こっちが助けてあげたくなるくらいのしつこさで

迎え撃ってくるコンピューター相手に戦っていました(笑)

 

周りでは、中学生が

「やった! 100語クリア!」

「200語いけた!」

と進んでいく中で、

15語クリア、、、、1時間後クリア数変化なし。

という状況ででも、しっかり

単語、例文声に出して。

 

さくちゃんのクリア数が伸びないのは

記憶力が悪いだけではないんです。

例文では 動詞や名詞の語形変化があったりもします。

キーボードのミスタッチもあります。

 

それでもアトランダムに出てくる問題を3回連続

正解するまでコンピューターは認めてくれないのです。

ミスすると また一からカウントし直し><;

 

疲れ切って初日終了・・・ 

目立った結果なし・・・

帰りにママに弱音はくだろうな~~

と思いきや、、、

 

意外と笑顔で教室を後に・・・んっ??

よく朝 8時半からまた笑顔でやってきました。

 

さくちゃん、実は今回の特訓を開催した教室とは

普段は別教室で勉強中。

今回は 特訓に参加したくてわざわざ遠くまで。

 

さくちゃんが、教室にあがった後

お母さんに話を聞くと、、、

「あんまりできなかった・・・」

(でも、出来ないで当然だろうな^^;)

「それでも、さく 『楽しい!』って言ってたんです」と^^

 

なんて逞しい。

そんな中、2日目。

お昼前に見たマスター数は30語くらい。

 

そこで いったん、さくちゃんの使用IDを削除し

新たなIDで心機一転 新しいIDで最初から

トライしてもらいました。

したがってマスター数は0から再スタート。

 

せっかく覚えたのに・・・・

 

でもこれは暗記の時短を感じさせる一つの方法。

TLTシステムでは、

まずはTesting(テスト)から入ります。

ここで正解したものは、マスターできているものとみなされ

Learning(学びと練習)はありません。

 

再スタートのさくちゃん、

1語目にトライした後 すぐにマスター数1

2語目にトライした後 すぐにマスター数2

マスター数が急激に増えていきます!!

 

そうです。

 

さくちゃんは昨日 まったく何もしなかったわけでも

できなかったわけでもないんです。

暗記するために 何度も何度も反復練習をし

多くを覚えていたのです。

 

だから再スタートのTestingでミスなく打ち込めば

執拗なトレーニングにはいかないので

どんどんマスター数が増えていきます。

 

これでさらに さくちゃんのテンションはアップです!!

自信を持って進めていきます。

 

2日目終了時には70弱のマスター数に。

 

もちろん周りの中学生などは

500語クリア! 700語クリア! と

しっかりと進んでいっていましたよ^^

 

しかしそんな中学生から見ても

教室の一番前で姿勢崩さず、弱音もはかず

一生懸命英語を聴き発音しながら

単語を暗記しようとする さくちゃんの姿は

“小さな小学生”ではないんですよね。

同じことに取り組む仲間であり、ライバルであり

感嘆すらしてしまう、負けていられない存在になっているんですよね。

 

そんなさくちゃん、

2日間だけでは満足せず、

「明日は始業式だから、明日も昼からしていいですか??」ときた^^;

 

どれだけ疲れても、子供たちにとって

学びはやっぱり面白いんだな~~

と、さくちゃんの姿を見ていて再確認しました。

 

小学3年生のさくちゃんについて書いていましたが、、、

今回 初挑戦した4年生の ゆきちゃんも

2日間頑張って、こちらは200弱マスター!!

一方、中学生の中には いろんなことに気づき始める強者も!!

「こんな音の時はスペルこうだよね」

「日本語のあれってこの単語からきてるん!!?」  とか、

「このスペルのつている言葉は、こういう意味があるの?」

何も教えていないのですが

一気に短期間に何百という単語と向き合うことで

共通性を見つけ出しています!!

こりゃ、接頭辞や接尾辞や語幹の勉強にも

興味持ちだすな~~^^

また、それはそれで学ぶ機会作ってあげよう!

 

 

みんな、心が強く逞しく、輝いて見えました^^

ちなみに、、、FITではこんなこともすぐにイベント化しちゃいます(笑)

夜家に帰って、翌日また来ればいいものも

教室好きな生徒さんたちは

教室で一泊。 

ある中学生は 翌朝 教室から部活に行って、また帰ってきて頑張る・・・

みたいな子も^^

 

さくちゃん、宣言通り、本日3日目も

教室にやってきて 100語マスター!!

 

さくちゃんだけかと思いきや

中学生も負けじと教室にきてがんばっていました^^

 

 

 

 

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